門前の小僧ブログ
「仏法があるじ 世間はお客さん」
2024-11-04
お寺の存在感が薄れている。原因はいくつもリストアップすることができるが 一つ一つ解決しても存在感を創造することは容易でない。
高齢化が進むとお寺までの移動は不自由になる。人口が減るとコミュニティーを支える仕事が増え 優先順が遅くなる。
このような課題を解決することはお寺でできるものでもない。社会の変化を追いかけ嘆くことはやめよう。自分にできることに徹することが大事だ。
お寺の存在を最も強く感じているのはそこで暮らしている自分だ。その自分がお寺からいただいている「知恵」を楽しむことはできる。
仏法の知恵は生活の場で感じるものであり そこに姿を見せている。それを楽しむ様子を見てもらいながらお寺の存在を感じていただけたらいいのだ。